そんなきっかけでまた聴くことになって
もともと生気のぜーんぜんないあなたの顔を
くっしゃくしゃにしながらうたっているところを
まえにDVDで、確か野音だったかな
見ながらぶっさいくだなーって言ったことを真っ先に思い出して
ぼくと同じようには金木犀の匂いを嗅げなくなってから
こんなにいい曲を書くんだと思って
スーパーカーの解散であの人達から受けた衝撃とオーバーラップして困る
どうして泉が無くなってからしか水のありがたみに気づかないかな
ぼくの中では、もどかしさと「だまらっしゃい」ばっかりうたってたあなたなら
きっと、そんなことも思いながら生きていたんだろうか。